ノンアルコール飲料、ホントに0%なの?妊活中の「お酒好きな私」が選んだ5つのポイント
妊活を始めてから、一番辛かったことの一つが「お酒をやめる」ことでした。
別に毎日ガブガブ飲むタイプじゃないんですが、友達と飲み会に行ったときとか、仕事が終わった後の缶ビール、夫と晩酌する時間...そういった「お酒を楽しむ時間」が、妊活中は避けないといけない。その喪失感が、マジで大きかったんです。
「妊活中はアルコール厳禁」「タバコもダメ」「カフェインも控えろ」...医学的にはわかってるんだけど、ガチで全部やめるのって、メンタルがマジでやられるんだよね。特に採卵とか移植とか、不妊治療で通院が増えると、もう心が折れかけてて「ちょっと息抜きしたい」って気持ちになる。
そこで出会ったのが「ノンアルコール飲料」でした。
採卵の待ち時間、移植後の不安な夜、陰性判定を受けた後...そういう「心が折れかけた時間」を、ノンアルコール飲料がそっと支えてくれた。ビールの味わい、ワインの優雅さ、そういう「儀式」みたいなものって、妊活中だからこそ大事だと気づいたんです。
ただし、ノンアルコール飲料にも罠があります。
今回は、妊活中のお酒好きな私が、3ヶ月かけて実際に試した「ノンアルコール飲料の選び方」を、医学的な背景も含めて全部お話しします。
アルコール0.00%と1%未満。日本の酒税法に隠された盲点
まず、重要なことを言います。
「ノンアルコール」という表示には、落とし穴があります。
日本の酒税法では、アルコール度数が 1%未満 なら「ノンアルコール飲料」と表記できるんです。つまり、0.5%のアルコールが入った飲み物でも、堂々と「ノンアルコール」と書かれて売られている。
え、何それ、怖い。
そう思いますよね。妊活中だから、そもそもアルコールは避けたいわけです。だから、ノンアルコール飲料を選ぶのに。
だから、妊活中に選ぶべきポイントはシンプル。
パッケージに「アルコール度数 0.00%」と明記されているものだけを選んでください。
「ノンアルコール」という言葉に騙されちゃダメ。必ず度数を確認すること。これが最初の防衛線です。
実際に、私も最初は気づかずに1%未満のやつを飲んでました。「あ、これノンアルじゃん」って思って。でも、パッケージをよく見たら「アルコール度数 0.5%」って書いてあった。採卵の1週間前だったから、ゾッとしました。
ノンアルコール飲料が「妊活に悪い」という話の正体
ネットで「ノンアルコール飲料 妊活」って検索すると、「飲まない方がいい」みたいな記事も出てきます。
なんでだと思います?
それは、ノンアルコール飲料そのものが悪いんじゃなくて、その中身の問題 なんです。
活性酸素と卵子の質:アルコールが持つ「酸化ストレス」の正体
まず、アルコールです。0.00%なら全く関係ないですが、アルコール分が入ってると話が変わります。
体内でアルコールを分解するときに、「活性酸素」という厄介なやつが発生するんです。つまり、細胞を傷つける物質ですね。医学用語だと「酸化ストレス」って呼ばれてます。
これが卵子に当たると...卵子の質が下がっちゃう。ただでさえ AMH 0.8 の私みたいに、卵子の数が少ない人間にとって、質を下げるのはもう後がないってワケです。
だから、0.00% を選ぶ。これが大事。
添加物と人工甘味料:ノンアルだから安心?
次に、添加物です。
ノンアルコール飲料には、けっこう添加物が入ってます。着色料、保存料、香料...アルコール飲料と比べると、アルコール自体が保存料の役割をしてないから、その分を化学物質で補ってる感じ。
特に注意したいのが 人工甘味料。
砂糖の何百倍も甘く感じるやつとか、変な後味が残るやつとか...妊活中のデリケートな体に、そういう化学物質をいっぱい入れるのはどうなの?って思うんですよね。
実際、私が試した某大手メーカーのノンアルコールビールには、アセスルファムK っていう人工甘味料が入ってました。初めて聞く名前だし、調べたら「砂糖の200倍の甘さ」って書いてあって...正直、引きました。
ノンアルを選ぶなら、成分表を確認すること。特に甘味料が「砂糖」か「人工甘味料」か を見極めましょう。
体冷えという落とし穴。ノンアル飲料の「温活」への影響
そして、もう一つ。これが意外と大事なんですが。
ノンアルコール飲料は、体を冷やします。
キンキンに冷えたビールを飲むと、胃腸が冷える。すると、血行が悪くなる。妊活中は温活が大事で、「子宮への血流をよくする」ことが卵子の質を上げるって言われてるんですよね。
だから、ノンアル飲料を選ぶときは、飲むときの温度にも気をつけた方がいい。冷たすぎず、常温か、ぬるめ。あと、飲む量も「缶1本」程度にして、飲み過ぎないこと。
実は私、陰性判定をもらった直後、ストレスでノンアルコールビールを毎日飲んでました。キンキンに冷やして。で、その月は体が冷え冷えで、次の周期も失敗。反省ですよ。
実際に試したノンアルコール飲料×5選。何がいいのか、何が微妙か
では、実際に私が妊活中に試した商品です。率直な感想も入れます。
1. キリン「のどごし ZERO」 ★★★★★
これは、マジで優秀です。
アルコール 0.00%、カロリー 0、人工甘味料も最小限。ノンアルコールビールなのに、びっくりするくらい「ビール」してる。のどごし、苦味、全部ちゃんとしてる。採卵の1週間前とか、移植後とか、「ちょっと気分転換したい」って時に、これを常温で1本飲むと、心がスッと落ち着く。
価格は1本あたり 150~180円くらい。毎日飲むと月 5,000円くらいですが、メンタル代だと思えば安いもんです。
2. 北海道産 「ノンアルコール白麹甘酒」 ★★★★☆
意外な推しが、甘酒です。
アルコール 0.00%、砂糖も入ってるけど天然由来。ビールじゃなくて、「別の何か」として楽しめます。温かいのを飲むと、体が冷えない。むしろ温まる。これなら温活にもいい。
ただし、甘いので毎日は飲めません。「疲れた時の栄養補給」くらいの位置づけがいい。
価格は1本 200~250円。
3. ピエール ゼロ ブラン ノンアルコール シャンパン ★★★☆☆
妊活中、「ちょっと優雅な気分になりたい」って時のワイン代わり。
アルコール 0.00%、見た目もシャンパンっぽくて、夫とグラスで一緒に飲むと「妊活中だけど、夫婦で楽しい時間」って感じ。
ただし、やや高い。1本あたり 800~1,000円くらい。毎日飲むもんじゃなくて、「特別な夜」用ですね。
あと、ぶっちゃけ、シャンパンほどの爽快感はないです。「シャンパン的な何か」くらいの感覚で飲むといい。
4. サッポロ「ラガー ZERO」 ★★☆☆☆
正直、微妙でした。
アルコール 0.00% ですが、人工甘味料が強すぎるんです。後味がね、変な感じで、「ビールを飲んだ感」というより「化学物質を飲んだ感」になっちゃう。採卵2週間前で、神経質になってた時期に飲んだんですが、その翌日、体がなんか重い感じで...正直、「これ大丈夫かな」って疑心暗鬼になりました。再購入は絶対にないですね。むしろ、避けた方がいいと思います。
5. 国産 梅酒ノンアル 「梅のしずく」★★★★☆
これも、別路線として優秀です。
アルコール 0.00%、梅のポリフェノールが入ってて、妊活への抗酸化作用もある。常温でもソーダで割ってもいい。季節によっていろいろ飲み方ができます。
価格は1本あたり 300~400円。
結論:「キリン のどごし ZERO」をベースに、気分で甘酒やシャンパン、梅酒を混ぜる。
これが、私の妊活中のノンアルコール飲料の選び方になりました。
夫とも一緒に飲める。妊活中の夫婦円満のコツ
妊活中って、夫婦関係も大事ですよね。
うちの旦那は、元々お酒好きです。帰宅したら缶ビール。休みの日も飲んでる。妊活を始める前は、「そんなもんか」くらいだったんですが、妊活中に夫の生活習慣の改善も大事だってわかってきた。特に精子の質。
でも、「お酒、やめて」って直接言うと、喧嘩になるんです。
そこで、私は提案してみました。
「私もノンアル飲もうと思うんだけど、一緒に飲まない?」
すると、旦那も「あ、いいんじゃん」って感じで、晩酌をノンアルに変えてくれた。妊活のためっていう押し付け感じゃなくて、「一緒に楽しもう」っていう誘い方だったから、受け入れやすかったのかな。
実は、旦那の精液検査の数値も、その後ちょっと良くなったんです。「体が冷えなくなった」「夜に質のいい睡眠が取れた」みたいな理由もあるのか、不明ですが。
妊活中のノンアルコール飲料って、自分のためだけじゃなくて、「夫婦で一緒に楽しむ」ツールになるんだってことに気づきました。
ノンアルを楽しむことも、妊活の一部
妊活中って、「何をやったらダメ」がいっぱい増えるんです。
お酒、タバコ、カフェイン、激しい運動、冷たい食べ物...全部が「禁止事項」に見えて、もう息苦しい。特に長期戦になると、メンタルが本当に参っちゃう。
私も、体外受精を3回経験して、採卵も4回やって...その間、「何かやってる感」を失いかけてました。心が、ほんっとに折れそうだった。
でも、ノンアルコール飲料を試しているうちに、逆に「楽しむこと」ができるようになったんです。
「0.00% を選ぶ」「添加物をチェックする」「温度に気をつける」「夫と一緒に飲む」...こういう「小さな工夫」が、妊活を「苦しいもの」じゃなくて、「自分たちで主体的に選んでるもの」に変えてくれた。
妊活中に完全に何もやめるのは、正直、メンタルが持たないと思う。大事なのは「やめる」じゃなくて、「どう選ぶか」なんだと思います。
0.00% のノンアルを選ぶ。人工甘味料が少ないやつを選ぶ。温かく飲む。夫と一緒に楽しむ。
そういう「選択」の積み重ねが、妊活を続けるための心の栄養になるんです。ぶっちゃけ、それなしに3年間持たなかったと思う。
もし、いま妊活中でお酒好きなあなたなら、ノンアルコール飲料の世界、ぜひ覗いてみてください。思ったより、心が救われます。