陰性判定から 3 日は、何もできなかった。
仕事も休んだ。メールの返信さえできなかった。
ただ、ベッドの中で「なんで、これ起きたの?」ってぼーっと考えてた。
医学的には、理性的には、「成功率は 40%だから、失敗することもある」ってわかってる。
でも、感情は、それを受け入れない。
「なんで、俺だけ?」
その言葉が、ずっと頭の中でぐるぐる回ってた。
判定日までの期待
採卵から移植まで、毎日が「着床したかな?」という期待だった。
胸の張り。いつもより濃いおりもの。37℃を超える基礎体温。
「あ、妊娠してるんじゃないか?」
そういう根拠のない期待で、毎日が満たされてた。
判定日の 3 日前から、「もう陽性に違いない」って思い込んでた。
子どもの名前とか、どこに住もうかとか。
バカみたいだけど、そういう妄想で、その間を過ごしてた。
判定日
朝 6 時に、採尿して検査薬を使った。
陽性ラインが出るかな...って思いながら、 3 秒待った。
出ない。
「え、もう一回」
もう一本やった。
また、陰性。
「あ、あ...」
その時、音がなくなった。
時間が止まった感じ。
夫を起こして「陰性だった」って言った時、夫は「え、そっか」って。
その淡々とした返答が、妙に腹が立った。
自分は「期待して」「期待して」「期待して」ったのに。
なんで、夫はそんなにクールなんだ。
(後で、夫は「ショックで何も言えなかった」って言ってた。)
メンタルの底
クリニックで「陰性ですね」って医師から言われた時。
その時点で、まだ「次がある」って思えてた。
「2 回目がありますから」って医師も言ってくれた。
でも、クリニックを出て、駐車場に向かう途中。
突然、涙が止まらなくなった。
「なんで...なんで、俺...」
パートナーも泣いてた。
車の中で、 30 分ぐらい、ただ泣いてた。
1 週間目:SNS との付き合い方の難しさ
妊活系の SNS グループに入ってた。
同じ時期に採卵した人たちが、次々と「陽性判定もらいました」って報告してくる。
「おめでとうございます」ってコメントするのが、地獄だった。
喜べない自分。その状況が嫌で、さらに落ち込む。
結局、1 週間後、グループから抜けた。
周囲の「成功」が、自分の「失敗」を増幅させてた。
2 週間目:体調の異変に気づく
陰性判定から 10 日ぐらい経った時。
夜中に何度も目が覚めるようになった。
朝も起きられない。仕事行くのが、すごく辛い。
これが「抑うつ状態」なのか、単なる「気の落ち込み」なのか、判断がつかなかった。
でも「体が、拒否してる」ってのは、実感としてあった。
心が落ち込むと、体も落ち込む。
その悪循環が、すごく怖かった。
医師への相談
判定後 2 週間で、クリニックの心理士さんに相談した。
「メンタルが...」ってのを伝えたら、その人は「よくあることです。妊活のメンタルトレーニングについて、話しましょう」って言ってくれた。
心理士さんから言われたのは:
「失敗は、あなたのせいではありません」
「でも、次へ向けて『準備』することはできます」
「その準備の過程を、大事にしてください」
その時、初めて「あ、失敗は『終わり』じゃなくて、『情報』なんだ」って思えた。
医学的な情報(卵子の質が低かった)。
心理的な情報(自分のメンタルの限界)。
それらを知ることで、次への準備ができる。
栄養士さんとの面談
同時に、栄養士さんとも相談した。
「メンタルが落ち込んでる」って伝えた時、栄養士さんが言ったのは:
「マグネシウムとビタミンD、足りてませんね」
??
「ストレスホルモンが多く出ると、マグネシウムが消費されます。ビタミンD も、メンタル安定に関係してます」
あ...それってサプリで補えるんだ。
栄養士さんが勧めてくれたのが Varinos(ラクトフェリン + ビタミンD)。
「ラクトフェリンは、腸内環境を整える。腸と脳は繋がってるから、腸が健康だと、メンタルも安定しやすいんです」
その時点では「え、本当?」って半信半疑だったけど。
でも、試してみようって思った。
3 週間目:小さな変化
Varinos を飲み始めて、 1 週間。
夜中に目が覚める頻度が、減った。
朝も、少し起きやすくなった。
でも、心の落ち込みは変わらなかった。
心理士さんに「何か、変わりましたか?」って聞かれた時、「体は、少し良くなった」って答えた。
その時、心理士さんが「それが大事なんです。体と心は繋がってる。体の調子が上がると、心も少しずつ上がる」って言ってくれた。
1 か月目:「次」が見える
判定後 1 か月で、初めて「2 回目をやろう」って思えた。
それまでは「もうやめようか」って思ってた。
でも、心理士さんとの面談を重ねる中で。
栄養士さんのアドバイスを試す中で。
自分の体が、少しずつ「本気モード」に入ってくのが、実感できた。
基礎体温が、安定してきた。
おりものの色も、健康的になった。
「あ、自分の体は『回復できる』んだ」
その気づきが、メンタルに効いた。
2 か月目:外出する勇気
2 か月目で、初めて「赤ちゃんのイベント」に行った。
友人が、赤ちゃん連れで来てた。
以前だったら「あ、羨ましい...」ってなってたと思う。
でも、この時は「あ、俺も、こっち側にいけるかな」って思えた。
完全な「ポジティブシンキング」ではなくて。
「準備があれば、可能性がある」って感じの、小さな希望。
それが、大きなメンタル変化だった。
3 か月目:次へ向けた行動
3 か月目で、2 回目の採卵を予約した。
その時の心理状態は、1 回目と全然違った。
1 回目は「絶対成功する」という根拠のない自信。
2 回目は「準備を整えたから、可能性が上がった」という、小さな確信。
3 か月間で、心身両面で「前に進む」ことができた。
今、思うこと
妊活のメンタルサポートって、すごく大事だと思う。
医学的なアドバイスだけじゃなくて。
心理士さんの「失敗は情報」という視点。
栄養士さんの「体を整えると、心も整う」という視点。
それら全部が、揃ってはじめて「立ち直る力」が出てくるんだと思う。
陰性判定は、確かに辛い。
でも、その辛さの中で「何が必要か」を知ることができる。
自分の限界。自分の強さ。自分の体が、何を求めてるのか。
そういう気づきを、大事にすること。
それが、次へ進む力になると思う。
次のあなたへ
もし、陰性判定を受けたばかりなら。
「立ち直れない」は、正常な反応です。
その感情を、否定しないでください。
ただ、1 週間経ったら、クリニックの心理士さんに相談してください。
医師だけじゃなく、心理面からのサポートが、すごく効きます。
体の調子も、整えてください。
栄養士さんのアドバイスを聞くこと。
サプリで、不足してる栄養を補うこと。
その小さな行動が、3 か月後に「次へ進む力」になってます。
失敗は、終わりじゃない。
情報です。次への準備です。
そう思えたら、また立ち上がれます。
実際、私が使ったサプリは Varinos(腸内環境 + ビタミンD)と ミタス(温活 + マグネシウム)。メンタル落ち込み時期の「体の回復」に、これらが効いたと思ってます。