1回目は「絶対成功する」と思ってた。

医学的知識もあるし、クリニックの指示も守ってるし。何より「これだけ頑張ってるんだから、報われるだろう」という甘い期待があった。

でも、陰性判定の通知を受けた時。

医師から言われた一言が、ずっと心に残ってる。

「卵子の質が...ちょっと低かったんですね」

え、質?

成功率の話は聞いてた。でも「自分の卵子が質が低い」って、直視したくなかった。

1回目:絶対成功すると思ってた理由

採卵前、クリニックの栄養士さんから「葉酸とビタミンEは大事ですね」って言われた。

だから、Amazon で適当に「葉酸サプリ」を買って、毎日飲んでた。

成分表とかあんまり見てなくて、「葉酸 400μg」「ビタミン何種類」みたいなのを流し読みしてたかな。

あ、これで十分だろう。

医師も「準備はいいですね」って言ってくれたし。

でも、その時はまだ気づいてなかった。

「葉酸」と「卵子の質向上」は、別の問題だったってことに。

採卵・移植の流れ(1回目)

採卵は...痛かった。想像以上に。

でも「これで終わり、あとは病院の人に任せる」って思ってた。

移植は「簡単」って聞いてたから、拍子抜けするほど短い手術だった。

あとは「着床を待つだけ」。

その間、毎日「今日着床してるかな」って考えてた。基礎体温も測ってたし、おりものの色も気にしてた。

フライング検査は我慢した。判定日まで「あと5日」「あと2日」ってカウントダウンしてた。

陰性判定

判定日、医師の表情を見た瞬間に分かった。

「陰性ですね」

その一言で、それまでの 2 週間がなかったことになった。

採卵の痛み。注射の不安。通院の疲れ。

全部、パーになった。

その夜、夫に「卵子の質が低かったらしい」って伝えた時。

夫は「質?そんなの、どうしようもなくない?」って言った。

その通りなんだけど、その言葉が妙に堪えた。

医師との面談で気づいたこと

2 週間後、クリニックで 1 回目の振り返りをした。

採卵では 5 個採れたけど、そのうち成熟卵は 3 個。受精したのは 2 個。移植したのは 1 個(グレード低め)。

「どうしてですか?」って聞いた時に、医師が言ったのは:

「栄養状態、ですね。特に...」

その時、医師が栄養士さんを呼んで、一緒に説明してくれた。

「葉酸だけじゃ、卵子の質は上がりません。CoQ10、ビタミンE、亜鉛、マグネシウム。この辺りが、特に重要なんです」

...あ、俺、何も分かってなかった。

「葉酸サプリを飲んでればいい」くらいに思ってた。

でも、卵子のミトコンドリア(エネルギー工場)を支える栄養って、そんなに単純じゃなかったんだ。

加齢とともに、卵子の中の酸化ストレスが増える。

それを抑制するには、「抗酸化物質」が必要。

つまり、CoQ10 とビタミンE。

さらに、亜鉛は卵子の分裂を支える。マグネシウムはストレスホルモンを軽減する。

「1 回目、これが全部足りてなかったんです」

栄養士さんが見せてくれたのは、自分の食事記録と、推奨される栄養素の表。

見比べたら、愕然とした。

ビタミンE は推奨量の 50%。CoQ10 は...サプリから取ってなかった。亜鉛も、ちょっと低い。

「あ...俺、準備不足だった」

その時、初めて気づいた。

医学的な「正解」と、実際の「自分の体」のギャップ。

医師が「成功率 40%」って言ってたのは、平均値に過ぎない。

その 40%に入るためには、自分の卵子の質を上げるしかない。

2 回目に向けた準備

1 回目の失敗から、3 か月。

その間、サプリを変えた。

栄養士さんが勧めたのは マカナ

CoQ10、ビタミンE、亜鉛、DHA...全部入ってる。

さらに Varinos(ラクトフェリン + 葉酸 + ビタミンD) も足した。ラクトフェリンで子宮内環境を整えるために。

さらに、マグネシウム のサプリも足した。ストレス軽減用に。

食事も変えた。

「卵子の質」を意識して、タンパク質と、抗酸化野菜(ニンジン、ブロッコリー)を意識的に取るようにした。

採卵前の 3 か月間、「卵子は 90 日で成熟する」ってずっと意識してた。

毎日のサプリ。毎週の栄養士さんの面談。

2 回目は「本気の準備」だった。

2 回目:採卵

採卵の数は 6 個に増えた。

成熟卵は 5 個。受精したのは 4 個。

移植したのは、グレードがいい胚。

「あ、変わった」

採卵の結果を聞いた瞬間、そう思った。

陽性判定

判定日、医師が見せてくれた妊娠検査の数値。

hCG = 80。(1 回目は、もっと低かったらしい)

「おめでとうございます」

その言葉で、これまでの 3 か月が報われた気がした。

振り返ると

1 回目と 2 回目の違いって、何だったのか。

医学的には「卵子の質」。

実務的には「栄養状態」。

心理的には「準備の本気度」。

多分、全部が合わさってたんだと思う。

同じ「体外受精」でも、やり方一つで結果は変わる。

医師のアドバイスを聞く。栄養士さんの指導を受ける。

そして、自分の「卵子」を、本当に大事にするために、何が必要か。

その優先順位を、1 回目では分かってなかった。

次のあなたへ

もし今、採卵を控えてるなら。

「葉酸さえあればいい」って思わないでほしい。

葉酸は、確かに大事。でも、それだけじゃ、卵子の質は上がらない。

あなたの卵子が 90 日間、どうやって成長するのか。

その過程で、何が必要なのか。

医師や栄養士さんに、納得するまで聞いてほしい。

「適当なサプリ」ではなく「自分の状態に必要なサプリ」を選ぶこと。

それが、小さいけど、すごく大事な一歩だと思う。

実際、私が使ったのは マカナVarinos。卵子の質向上に特化した栄養バランスが、ホントに効いたと思ってる。